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Protophysica

手の中から生まれる原生生物

Yuki Nakata

アイデア・プロトタイプ実装

Masanobu Kanazawa

ハードウェア設計

Minamida Keigo

システム統合

Sora Oka

写真撮影・作品説明

Protophysica

概要

スーパーキャパシタは、従来のコンデンサと比べ数千倍の電気を蓄えることができる電子部品である。この特性を活かし、電源に一瞬接触させて充電し飛行するシンプルな装置を制作した。接続されたモータでプロペラを回転させ上昇し、電力が尽きるとゆっくりと下降する。この飛行と充電のサイクルを繰り返す様子は、まるで飛ぶことだけを目的とした原生生物のようである。本作品の飛行体は、紙工作のように部品同士を貼り合わせるだけで手軽に制作できる。この作品は未来の工作体験の可能性を示唆している。

発表 / イベント

東京大学制作展「付いて離れて」

制作年

2024

使用技術

C++スーパーキャパシタDCモータサーボモータArduino